さくっと温泉に入りーた~いとなればやっぱり都内の温泉銭湯ですよね。
ですがこの所、都内の温泉銭湯も祖師谷21などを始め閉鎖になるところが多く寂しい限り。
そんな中で元気に営業中で地元でも大人気の本日は京王線、世田谷線の下高井戸にある月見湯をご紹介。
下高井戸は日大のお膝元の学生街。
下高井戸の駅から約7分の距離にあり、商店街の通りの先、住宅街に位置しています。広い待合室のある受付を抜けると、外観からは想像できないほど不思議な作りとなっており、訪れる者を引き込む雰囲気があり。
その学生街を歩いてちょうど桜上水の中間にあるのが月見湯です。
入浴料金は520円でサウナ料金(タオルセット付き)が500円で番台で支払います。
脱衣所に入ると外に休憩所があることも発見。
浴室の壁には富士山の立派なペンキ絵がドドンと鎮座。いかにも銭湯せんとうしています。
夕方の5時頃行ったのですが大混雑、カランもいっぱい。
カランが開くのを待って体を洗い早速温泉へ。
温泉は中央の浴場の奥にあり4人も入ればいっぱいの大きさ。
色は薄いきつね色でメタケイ酸・フェロ・フェリイオンで適温とても気持ちいいです。
やや酸っぱさを感じるお湯で癖がなく体がよく温まります。
なんというかツルッとした触感のお湯で体力を持っていかれるということもなく気持ちよく入れます。
あと吃驚したのはお風呂に上がったあとお肌が想像以上に “つるすべ” になったこと。
これはなかなかの泉質で、黒湯で同じようにしっとりになる温泉は都内にもいくつかありますが、ここは「つるすべ」に「しっとり」が入ります。
あとここ銭湯のもうひとつの魅力は、水風呂でこれがなんと温泉(冷泉)のかけ流し、匂いもなく20度前後の温度でいつまでも入っていられること。
普通の温泉と冷泉との交互浴で永遠に楽しむことができてまさに極楽浄土。
水風呂の気持ちよさは格別なのですが、定員は約3名ほどと少ないためなかなか空きが出ないことがネック。
浴室の外壁奥側にサウナがあり、手前に水風呂が配置されています。
主浴槽は奥壁から中央にかけてあり、その横にはジェットバスや電気風呂の設備も完備。
浴室全体は広々としており、天井が高く、開放感があります。
総合的に月見湯温泉はロケーション的に考えて良質な泉質、源泉掛け流しの温泉、豊富な浴槽の種類、清潔感あふれる施設が魅力。します。ぜひ一度体験することをオススメします。
※ 浴室の写真は世田谷温泉ガイドの写真を使用しました(https://www.setagaya1010.tokyo)
コメント