九州の温泉パラダイスといえば大分の別府温泉の続きです。
別府駅周辺に宿泊すると市街地にあるいくつかの共同温泉巡りが可能になりますが、今回は別府駅と東別府駅の中間に位置松原温泉をご紹介。

別府駅前の路地裏からは少し離れていますが、JR東別府駅から歩いた方が近いかもしれない距離にあり、別府駅からだとゆめタウン別府店に向かって歩くことになり2階に松原一区公民館に併設された永石通り沿いある共同浴場。


入浴料は200円(!)毎月5日と20日は休業で、入浴可能時間は午前6時30分から午後0時までと午後3時から午後11時まで。


建物は立派で施設隣には数台の駐車場があり、扉を開くとすぐに番台があって200円を払います。
温泉の泉質は単純温泉で、湯船とは別にお湯が出ている場所があり古びた浴室には中央で2つに仕切られた楕円形の浴槽で、片方が適温、片方が熱湯。

別府共同風呂あるあるの更衣室というのがなく お風呂横に脱衣所があるタイプで貴重品ロッカーはなし。
洗い場が外に向かって傾斜していて、使ったお湯は外に流れるていきます。
施設は相当古いのですがそれも味があり、私などは大好物の部類の雰囲気。

かけ湯をして円形の浴槽は2つに分かれている片方が適温、片方が熱湯で入ってみました。
浴槽のサイズは一人が足を伸ばすと満杯になる程度、お湯はちょっとやや黄色濁って無味無臭で入りやすい。

肌がしっとりなるタイプのお湯で暴力的とはいえないもののお湯にそれなりのパワーが有り、入った時の初印象とは違いややパワータイプ。
力のあるお湯で長湯すると体力を持っていかれます。

熱湯は少し熱いくらいでちょうどいい感じで、むしろこっちがオススメ。
非常によく温まるのと入ったあとの満足感が高い。
十分に湯治レベルのお湯だと感じました。
昔ながらの風情は残しつつも、古いものの味があり全体的にきれいに管理されている素晴らしい共同風呂温泉で別府のレベルの高さイヤというほど感じることが出来ました。
地元の人に愛されていて観光客もほとんどこないここはオススメです。
コメント