武田神社にほど近い つつじヶ崎温泉(山梨県甲府市)

地方
温泉王国山梨の施設の紹介を続けます。
甲府というとやはり戦国武将「武田信玄」を思い浮かびますよね。
実際訪れると駅前に大きな信玄像がありますし、甲府市内のそこらかしこに信玄を見ることができます。
仙台行ったら「政宗」だらけというのに似ています。
その信玄を祀った神社が武田神社で、戦国時代は躑躅ヶ崎の館と言われ武田氏の居館でした。
甲府駅から武田神社行きのバスの乗れば行けますが、今回はその武田神社からほど近いつつじヶ崎温泉をご紹介。
場所は甲府駅北口ロータリーより武田通りを直進して歩いていくこともできますが、武田神社行きのバスを利用しましょう。
とりあえず終点の武田神社に行き参拝をお勧めします。
つつじヶ崎温泉002
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」という言葉が最も有名であり、生涯領内に強固な城を造らなかったとされる信玄ですが、ここを訪れると館とは名ばかり立派な平城であることがわかります。
取り囲む堀は幅も深さもあり、逃げ城である背後の要害山城で構成されていますが、信玄の時代はともかく信玄亡き後の鉄砲時代の城としては非常に貧弱だったのでしょう。
武田神社は見どころ満載で宝物殿と信玄ミュージアムはそれぞれ別料金ですが、境内の宝物殿は小さいながら一見の価値があり。
「これ教科書で見たある!」という物が沢山展示されています。
その参拝が終われば、甲府駅方面に歩き護国神社入口交差点が見えたら左折し、愛宕スカイラインへ。
するとつつじヶ崎温泉の電柱看板などが見えますからひたすら道なり護国神社を通り過ぎると矢印看板が見えてきます。
駐車場もそれなりに大きいのですが、外観はかなりくたびれています。
でも秘境感もあって悪くないです。
つつじヶ崎温泉003
入口に入って受付で大人430円を支払いますが、受付の人が一見客にもとても親切に声をかけてくれるとても感じのいい方でした。
施設はかなり年季が入っていてますが、この感じがむしろ良いと感じるところが温泉好きたる所以。
つつじヶ崎温泉004
脱衣場は3,4人入ればいっぱいかなという大きさ。
シャワー付カランが10個、内風呂プラス掃き出し扉の先に屋根付き露天風呂という実にコンパクトな作り。
シャンプー、リンス、ボディソープは無いので、持参が必要。!
つつじヶ崎温泉005
体を洗いまずは内風呂へ。
温泉は無色にやや薄茶色で無味無臭適温やわらかいお湯のかけ流しでとても入りやすいのが第一印象。
つつじヶ崎温泉008
熱すぎず冷たすぎず冬に入るのにも適温という感じ。
あまり体力を持っていかれる感じはせず、ずっと入っていられるほどクセがなくゆるりと楽しめます。
つつじヶ崎温泉007
程よくひなびた感じといい実に落ち着きます。
扉の先に屋根付き?露天風呂があり、こちらにも入ってみます。
つつじヶ崎温泉0010
施設的に特出することはありませんが、貸し切りだったためとても落ち着きながら温泉を楽しめ至福の時でした。
つつじヶ崎温泉009
尖ったところがなく入りやすく、入っては出て入っては出てを繰り返してもそれほど体力の消耗は感じられず、肌はしっとりツルツルぽかぽかになる実にいいお湯でした。
つつじヶ崎温泉001
近くに信玄の墓がありこちらにも訪れてみるといいでしょう。

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