何か暖かくなったと思ったらまた急に寒くなりました。
こうなると温泉が恋しくなりますね。
都会にありながら温泉が充実している関西圏の神戸から今回は湊山温泉を御紹介。
場所は神戸駅前のからバスで15分、歩けば約30分ぐらいの兵庫区湊山町平野。
古くは平清盛も湯治した温泉といわれており800年以上もこんこんと涌き続けている歴史ある温泉です
なんと朝5時から営業で夜は22時半までと早朝から入浴出来るのが素晴らしい。
実はここ利用者の減少に歯止めがかからず2015年5月でいったん廃業したのですが、「伊豆高原ビール社」の社長が新会社を設立し再度運営することになったという経緯のある温泉です。
国道428号線の平野交差点を西に入り、橋を渡って1本目を右折。
少し狭い住宅街の中を進みますと橋の手前に見えてきますが、神戸駅からこんな近くに秘湯ともいえるような外観が雰囲気ありますね。
店舗前と付近に駐車スペースが数台分あります。
私は新開地から散歩よろしく30分弱ほど歩いて行きました。
なんというか周囲の雰囲気から温泉の施設の中でも「湯治場」ぽい。
フロント式で入浴券を自動販売機で購入、奥に小さな休憩所があり脱衣所は広目で開放感あります。
朝の5時から営業しており7時までに入店すると通常価格750円が550円に。
浴室も奥行き方向に長くのびており入り口に非加熱源泉浴槽、中央に湯船群があり、ジャグジー風呂、深めの高温浴槽、低温浴槽さらに奥には源泉の掛け湯場所みたいなのと円形浴槽(高温)があります。
閉館の危機があったのは温泉施設は通常銭湯に比べ水道代が4倍なことと、温泉を循環せず運営していることから。
かけ流しというのは入浴する立場からするとありがたいことなのですが経営的には大変になこと。
なのでこのプログでもかけ流しの施設を優先的に取り上げるのはそれが理由です。
手前に水風呂代わりの源泉浴槽。35℃のかけ流し微金気臭あり。
3人はいればいっぱいのサイズ、泡付きある冷泉で源泉も常に大量に投入されています。
その他浴槽はあつ湯45℃、適温、ぬる湯の約40℃、約38℃と色々あり楽しめます。
お湯はナトリウム・カルシウム 炭酸水素塩 塩化物泉、泉温約27℃で色はやや薄茶黄緑系の濁り、金属臭・微硫黄臭。
鉄錆系の香りと硫黄臭がミックスされた雰囲気の良い香りでこれがこの施設の雰囲気と相まって湯治場というイメージが湧きます。
高温浴槽は加温により源泉の濁りが一番大きく底がほとんど見えないくらい鶯色に変化しています。
加温浴槽は黄土色の濁り湯で源泉は水風呂代わりに使えるひんやりとした浴槽で加温浴槽との交互浴をじっくり楽しめばあっという間に時間が過ぎますね。
初めて来ても時を忘れてノスタルジーにふけれる秀逸な湯とどこか懐かしい雰囲気がなんといっても素晴らしい。
現在新しい経営者は頑張ってくれており温泉文化を守っています。
神戸駅近くにこのような本物の温泉があるというのが神戸恐るべしですね。
温泉に入ったあとバスで新開地へ。
新開地本通商店街の真ん中あたり、パチンコ「メトロワールド」の向かい側にある立ち食いうどんの松屋へ。
地元では有名な店で関東に住んでいる私からすると関西のうどん、そばの安さにまずびっくり。
かけうどん、そば200円で天かすは入れ放題で安価で美味しい関西うどんは本当に旨い。
「カレーライス」はなんと300円と激安。
蕎麦つゆを使っているからかこのカレーライス高級カレー専門店となんら遜色のない味付けと言ったら言い過ぎか・・・
ちなみにこの商店街のたこ焼きや関東人の私からしたらたこ焼きも激安でウマイ。
店舗賃料が高いと言っても関東のたこ焼きって原価激安の粉モンなのになんであんなに高いんでしょうかね?
関西圏来ると、うどんとたこ焼きの文化が違うと認識しますね(^^)
ゲーセンの看板の絵がシュールでこれも関西ぽいですね(´・ω・`)
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