ということで今回も伊東園ホテルからのご紹介です。
行く前はビクビクだけど行ってみたら意外と良かったシリーズで今回は伊東園ホテル稲取をご紹介。
稲取は伊豆の伊東と下田の中間地点にあり、大島行きの船も出ているなど伊豆観光の拠点として有名な古くからの港町。
伊豆急「伊豆稲取駅」より徒歩約20分ですが、坂道があったりするので駅からの送迎バスを利用するのが無難(要予約)。
伊東園のバスが来るところは改札から出て海側とは反対の場所になるので要注意。
送迎バスは伊東園稲取に電話をして時間も指定しなければなりません。
稲取は気候が温暖で初春は河津桜、夏は海水浴、秋は細野高原のススキと楽しめる上、金目鯛でも有名な所。
ここもユーザーレビューを見るとなかなかに辛辣なコメントが並んでいますが、ここも必要以上に恐れることはない伊東園。
ホテルの建っている場所が坂の途中で、フロントは岬館という下の方にありここでチェックインをします。
部屋に通されると海が見え大島行きの船が出発するところが見えて気持ちがいい。
くたびれてはいるものの部屋はよく掃除をされており、私は十分にくつろげました。
あと伊東園の各ホテルのwifi事情のことを話すと急速でネット環境を整えつつあり、これまでフロント周辺しかwifiが繋がらなかったところが多かったのですが、改善されこの稲取も部屋でそこそこ高速でネットに繋がるようになりました。
もしここでアマプラやネトフリなど動画三昧を決め込みたいと思う方も問題ないスピードです。
建物は伊東園の常で昭和のレトロ感が漂っていて、古いけどもボロということもなく室内は清潔感を感じます。
ここも一泊二食付き7000円台のプランを利用、夕・朝食ともにビュッフェスタイルで夕食にはアルコールの飲み放題というスタイル。
いつも言ってますが、伊東園はカレー食ってれば大丈夫。
施設面の話をするとお風呂は天城館4階潮彩・5階天城で2つある露天風呂のうち、現在台風の影響により露天風呂『天城』が使えません。
もう一つの露天風呂『潮彩』を午前・午後の区切りで男女入れ替え制なので時間帯によっては入ることができない状態。
施設そのものは伊東園でよくある古いけどまあ値段なりというところ。
で、肝心の温泉ですが泉質は塩気を含んだ「塩化物泉」。
でも熱海の海沿いの温泉のように塩分でピリピリするということはなく、ほんのりしょっぱいという程度。
無色透明無味無臭の塩化物泉は保温効果も高く、冬はよく温まりますし夏行くと汗が止まらないくらいでます。
塩化物泉の割には非常にマイルドなお湯で個人的に長く入るには好みの湯。
しっとりする温泉効果と消毒効果も強いので汗疹や怪我等の治療にも最適。
私は温泉効果を尻にできる汗疹にどれだけ効くかでその温泉の効力をはかっていますが、ここに滞在中は十分な効果が得られました。
露天風呂『潮彩』からは行き交う船が見え、それなりの絶景で楽しめます。
高台にあるので景色はなかなかのもの。
ただ、駅からも商店街からも遠く近くにコンビニもなく細い道を登った高台なので不便と言えば不便。ただ海沿いを散歩すると最高に気分がよくやたら猫が人懐っこい。
連泊で車ではなく電車で行った場合、お出かけは結構アップダウンがある道を通って駅や商店街、イオン稲取に行かないといけません。
不便なところにある代わりに景色は絶景。
ホテルの最上階から外に出ると駐車場と高台にある灯台がすぐあります。
灯台脇にはトイレがありその屋根が展望台になっていて伊豆の各島が見えて夜見ると島からの明かりが見えて綺麗。
また灯台下にはどんつく神社があり御神体(男性のシンボル)をかたどったお神輿が神社の中にあります。
この灯台から降りてみるというのがオススメの散歩コース。
下に行くと海がどぱーんと見えて気持ちがいい。
個人的には好きな伊東園ホテルで年内中にリピートしたいと持っている施設です。
で、「最後にカップルで行くのはどうか?」ですが熟年夫婦ならあり若いカップルだと微妙というところ。
ただ、ここも「行ってみたら意外と良かった」というところですので、興味があればぜひ。
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