ケンミンショーなどでよくネタとして取り上げられる「都道府県魅力度ランキング」で5年連続最下位となったこともある茨城県。
2024年度では46位に上昇しているのですが、評価が低いのは訪れてみたい観光地が少ないことや、買ってみたいお土産がないことなど、観光客が訪れてみたい要素が少ないことが影響していると言われています。
「本当にそうか?」
「茨城は何も無い」なんて言う人もいますが、何も無いように見えるところに実は最高の場所があったりします。
今回は常陸太田市にある横川温泉・中野屋旅館をご紹介。
私は東京に住んでおり、品川駅から特急日立に乗ってまずは日立へ向かいます。
品川駅で塚田牧場のチキン南蛮弁当を購入車内で食べましたが、これがマジで美味かった。
鶏も旨いのですが、タルタルソースが本当にウマかったです。ちょっと感動。
1時間弱で日立駅に到着。
この日立駅は海岸口側構内にある展望ロビーがあるのですが、アイドルの7/22がここでプロモーションビデオ撮影したとかで、メンバーの等身大パネルの展示がありました。
日立駅近くのレンタカー屋で車を借り、まずは日本三名瀑のひとつに数えられる「袋田の滝」へ。
高さ120m・幅73mの大きさを誇り茨城県を代表する観光スポットのひとつ。
圧倒的な水量で壮大な滝に感動します!これは見たほうがいい。
周辺は土産店も多く連なり観光気分を盛り上げてくれます。
2つの観瀑台と吊橋などいろいろなアングルで楽しめるしエレベーターで上がれる上階の鑑瀑所は、山の景色が美しく滝全体の眺めは良く特に秋は最高です。
袋田の滝から車を走らせること約15分で中野屋旅館に到着。
看板を見たら細い道にはいって行く必要がありますが、まわりは田んぼでまさに「ザ田舎」という感じ。
これがとても「いい感じ」の田舎で、実際まわりを散歩してみると「日本の原風景」を見ている感じで心が落ち着きます。茨城ってすごい!
さて旅館の中に入ってみると築年数は経っているようですが綺麗に掃除されています。
二階建ての建物ですが、エレベーターがあるのは足が悪い人には嬉しい設備。
食事前にお風呂にい行きましょう。
脱衣所で服を脱いで入ると湯舟は5、6人で結構一杯くらいのスペースで露天はありません。
入ってみるとトロっというかヌルっとした泉質でビックリ
循環式ですが、鮮度は悪くない。
とにかくこのツルッとした感覚が新鮮でここまで来てよかったと思いました。
浴室はガラス張りで中庭が少し見え、しばらくはいったあと出て椅子に座り外を見るというのを何度か繰り返しますが本当に気持ちがいい。
とにかくトロトロした感じとツルッと肌が滑る感覚が面白い。
出たあともほっこりして肌がしっとりなりコンデションがよくなりました。
あと平日なのに泊まっている人が多いみたいで人気の宿なのだなと実感。
食事は部屋食で運んできてくれますが、品数も多く見た目も綺麗。
一つ一つ品が美味しく、ボリュームも満足しました。
あと何と言っても米が旨い。
地元の米なのでしょうが、茨城の米も美味しいのですね。
帰りにパワースポットで有名な御岩神社へ。
鳥居をくぐると神聖な空気につつまれ樹齢の長い立派な杉と岩が壮麗で心が洗われる場所。
このなんとも言えない雰囲気はぜひ味わっていただきたいと思います。
この秋魅力いっぱいの茨城に足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか?
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