人が多い東京ですが、ひときわ人が多く感じるのが新宿ですね。いついっても混んでます。
新宿という地区というのは実は日本人、外国人含めればもっとも観光客が多い所だとかで、都庁の無料展望台に行くんですね。
さて、その新宿に来て汗かいてもうどうしようも無くなった時に前に笹塚の栄湯をご紹介。
この前2期が放送されたアニメ「はたらく魔王様」は笹塚、幡ヶ谷、新宿が舞台。
その笹塚には温泉銭湯があることは前から知っていたのですが、これを機会に「聖地巡礼」に訪れる事にしました。
↑実際の笹塚駅改札 ↓「はたらく魔王様」で描かれたアニメの笹塚駅改札
アニメではかなりきちんと再現されていてとても感心しました。
その笹塚駅から徒歩3分、笹塚小学校の横にある栄湯です。
京王線で新宿から一駅。
笹塚駅から甲州街道を渡れば、狭い商店街がありそこをととっと入っていきわき道を少し進んだあたりの住宅街に1階が銭湯で上がマンションで栄湯はあります。
元々温度16度ほどの浅い地下水をくみ上げて風呂屋として営業していたところ、成分を測定してみたらメタけい酸濃度で温泉に該当することが判明し、温泉銭湯の看板を掲げるようになったとのこと。
口の悪い私がよく言う「井戸水に毛が生えた程度では?」と思いこれまで足が伸びていませんでした。
営業時間は午後3時からで、下足棚に靴をしまい中に入ると男湯と女湯の入り口があります。
入り口の所には休憩所があり、最新式のマッサージチェアが2台鎮座。
男湯の入り口から脱衣所の入り口近くに番台があり、入浴料はそこで支払いますが電子マネー,QR決済,クレジットカードでも可能。
繰り返しの説明になりますが、栄湯は笹塚駅から国道20号を渡った先、十号通り商店街の中から右に曲がったところにある笹塚小学校の手前にある温泉銭湯。
男女別の浴室はサウナと水風呂を併設する内湯と外湯が露天風呂が使いされました。
敷地内の地下100mからゆう出する僅かに微濁を伴うメタ珪酸含有の冷鉱泉を加熱利用(水風呂は非加熱)利用している。従来から使用されていた地下水を平成16年に分析したところ、温泉法の温泉であることが判明し温泉銭湯となりました。
500円を払って脱衣所に入るとロッカーも一新されていてとても綺麗になっています。
以前と比べるとカランも綺麗になり、シャンプーとボディソープが装備されました。
手ぶらで行ってもタオル1枚あれば文字通りOKになりました。
早速入ってみると一応内風呂が2つで1つは水風呂という構成の他、露天が新設されたのですが空は見えません。
残念ながらこれでは露天とは言いがたい物がありますね。
露天の温度は熱めに設定されており冬に入るといいかもしれません。
全体的に昭和の匂いがする銭湯ですが開放感があり、湯船側に窓があって明るいうちは外が見えます。
これは珍しいですね。
浴室の中はそれほど広くありませんが、外の光が入ってきて気持ちいい。
浴槽は無色透明の温泉浴槽が一つ、日替わりの薬湯浴槽が一つ、水風呂が一つ、そして別料金のサウナがあります。
この温泉は一瞬ただの普通の水かと思うほど透明でヌルヌル感も匂いも味も全くありません。
温泉浴槽は圧注浴のスペースが二人分ジャクージが一人分普通に入れるスペースが2,3人と言う所で温度はぬるめで長時間入っていられます。
温泉銭湯はやたらと高温で設定されている所が多くこの点でもポイント高し。
このジャクジーは気持ちよく随分長い間浸かっていられますので私もつい長湯になっていまいました。
水風呂もありますが1人はいるので精一杯なほどに小さめですが、これも温泉とのこと。
この栄湯と思われる銭湯も魔王様の劇中にも登場しています。
魔王は「この世界を制覇したらまず銭湯を24時間営業にする」とか言ってましたけどね(´∀`)
肝心の温泉ですが、家に帰った後でも顔がしっとりして温泉効果を感じることが出来少なくとも「井戸水に毛が生えた」のではなくしっかりと温泉効果を感じられる温泉です。
まさに灯台もと暗し。
新宿からこんなに近い温泉銭湯があったとは・・・・
栄湯はこれから通うことが増えそうな温泉銭湯でした。
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