おすすめの伊東園ホテル 川治温泉 一柳閣 (栃木県日光市)

地方

前回は伊東園のベンチマークとして伊東園ホテルをご紹介しました。
では、なにかおすすめの所ある?と聞かれたら「古くて周りに何もなくてもいいなら」ということで今回ご紹介するのは一柳閣です。

場所は栃木県日光市の川治温泉で野岩鉄道会津鬼怒川線の川治温泉か川治湯元下車になります。
場所的に鬼怒川温泉の更に先にあるという位置関係で車だと今市から121号をひたすら北に向かっていきます。

東京からだと東武線日光線、鬼怒川線で新藤原で野岩鉄道会津鬼怒川線に乗り換え。
田園都市線だと南栗橋まで乗換なしで行って、そこから日光線に乗り換えという方法と一般的には浅草・北千住から特急リバティ会津でいくと乗換なしで可能。

ここで注意したいのは野岩鉄道会津鬼怒川線はsuica、PASMO非対応のためPASMOとかで行く場合は新藤原でいったんPASMOを精算し新たに切符を購入する必要があり。
私は行きは普通の急行で何度か乗り換えていきますが、帰りは川治湯元駅から特急リバティ会津を使って帰宅しています。

一柳閣0010

またこの野岩鉄道会津鬼怒川線は極端に電車の数が少ないので、乗り換えアプリとかで時間をよく調べて行かないと電車がなーい!ということになりかねません。
しかしこの東武線の電車の旅はなかなかに面白く特に新藤原から先は秘境的な感じが満点で私は好きです。

一柳閣は川治温泉、川治湯元駅からどちらも歩いて15分ほどですが、ホテルに電話すれば送迎に来てもらえます。
さて、この一柳閣も他の伊東園ホテルと同じく昭和時代は名門の高級温泉ホテルとして名を馳せていましたが、老朽化して伊東園グループ入り。

一柳閣0014

ですので施設としてはたしかに古いのですが、フロントの対応も含め及第点で16時までロビーでコーヒーやウーロン茶などの無料ドリンクサービスがあるものいい。
このホテルに宿泊する際注意する点が2点。

ホテルの部屋はリニューアル館と花の館、柳の館があるのですが、必ずリニューアル館、花の館を選ぶこと。

理由は一人旅の場合、柳の館は窓無しの狭い部屋に案内される可能性が高いから。
眺望の良さもこのホテルのポイントなのです。
あと時期は6~9月の暑い時期は避けたほうが無難。

と言うのは部屋のエアコンの効きが非常に悪い部屋が多く暑くて私は涼しいロビーに避難していました。
私は7月初旬に行ったときには蒸し暑くてたまらなかった。

山にあるので春先や秋には問題なしだと思いますが、夏季は避けたほうが無難。
で、チェックインしてウエルカムドリンクをもらい年代物のエレベーターに乗って6階へ。
私が行った時期は燕が飛び回っていて窓の外から見え鬼怒川側の部屋だと川を眼下に眺められるので雰囲気はとてもいい。

一柳閣0012
一柳閣0011

では早速温泉に行ってみましょう。
お風呂は展望風呂は花の館12F、露天風呂は柳の館5Fとわかれていますがどちらも眼下に川が見えてとても癒やされます。
エレベーターで12階展望風呂行くと更衣室のデカさにまずはびっくり。

一柳閣001
一柳閣005

早速入ってみると巨大な内湯が熱湯と温湯2つあり、かなりの大きさ。
体を洗い入ってみると無色透明無味無臭ですが、柔らかでくせのない泉質で温湯ならずっと入っていられそう。
温泉効果も肌はしっとり私の尻の汗疹にも効果をバッチリ感じられる良泉。

一柳閣003

入る時間帯によってちょっと温めだったり熱めだったりするものの加温・加水しているものの源泉掛け流し。
特に尖ったところがなくのんびり長時間溫泉を楽しみたい人にとっては最適。

一柳閣002

浴室の窓は少し曇っているものの川治温泉で一番高い建物らしく大浴場からの眺めがいい。

浴室から見る川の流れのダイナミックさ、夜に入ると周りの夜景ののどかさなど眺望のポイントが高い。
私が行ったときには燕が多く、窓の枠にあるちょっとしたスペースに燕が休んでいてこれを見るのも癒やされました。

一柳閣008

露天風呂は柳の館5Fで入浴のみでカランはありません。
ですが、この露天からは鬼怒川の川の流れの音がダイレクトに聞こえ新緑をみながら入るお風呂は極楽そのもの。
正面に山(崖)、眼下に川で開放感タップリで非日常を味わえます。

一柳閣007

さて、食事ですがいつもの伊東園です。
この値段で酒飲み放題というのが驚異的で、いつも言ってますがカレーもあるので私的には問題なし。

一柳閣006

ビールと梅酒、ワインで酔っ払ったあとソフトクリームをチビチビ食べて酔いを覚ますのが最高。
感染対策とか色々あっての時間が70分という所がかえすがえすも惜しい。
観光ですが連泊してもまわりに何もありません。

コンビニやスーパーすらない。
ただ飲食店はいくつかあり、私は朝日屋という蕎麦屋で蕎麦がきのお汁粉を食べましたがこれは美味かった。

一柳閣0013

施設は古く周りは山に囲まれており、川の流れの音以外はしない静かな所です。
その割に渋谷からも簡単に行けるなど利便性が高く交通費も安い。
それだけに日頃の喧騒とは正反対のところにありのんびりできると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました